ウクライナ大使館も呼び掛け 「寄付を募る偽メール」に注意を

ロシアによるウクライナ侵攻が続く中、東京都内でも支援の動きが広がっています。その一方で善意に付け込む「偽のメール」が出回っています。

この日もウクライナ大使館の入り口には多くの花束や千羽鶴、平和を願うメッセージであふれ、多くの人が寄付や献花に訪れる姿が見られました。その一方で、ウクライナ大使館の前には「偽メール詐欺に注意」という張り紙がされています。この張り紙に書かれている偽メールの"差出人”には「ウクライナ大使館」と書かれていて、ビットコインなどの暗号資産による寄付を募る内容となっています。実際に届いた詐欺のメールの中には海外のサーバーを使ってウクライナの支援組織などを名乗って募金を呼び掛け、メールにあるURLをクリックすると偽のサイトにたどり着くというものも確認されています。情報セキュリティー会社によりますと、ウクライナ関連の不審なメールは2月末までに2万7000件確認されているということです。

ウクライナ大使館は偽のメールに十分注意するよう呼び掛けています。

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