ダイナソーJr.初のバンド公認ドキュメンタリー映画『ダイナソーJr./フリークシーン』、本国版オリジナル予告編(日本語字幕付き)が解禁!

80年代USハードコア/パンクの直撃を受けた面々によって1984年、マサチューセッツ州で結成された〈ダイナソーJr.〉。アメリカのアンダーグラウンドからメジャーシーンまで、80年代末から90年代のオルタナティブ・ロックの巨大なうねりの中核として活動、しばしの活動休止を経て現在も新たな音楽を生み出し続けている轟音バンドだ。

そのダイナソーJr.の歴史を、オリジナル・メンバーであるJ・マスキス(G., Vo.)、ルー・バーロウ(B.)、マーフ(D.)の3人の関係性にフォーカスしながら貴重な過去のフッテージを交えて描く、バンド自身が製作に関わったバンド公式のドキュメンタリー映画『ダイナソーJr./フリークシーン』〈2022年3月25日(金)公開〉の本国版オリジナル予告編が日本語字幕付きで解禁された。

このたび解禁されたアメリカ版予告編は、デビューアルバム『Dinosaur』からの「Repulsion」を演奏するライブシーンから始まる。 若き日の仲の良いメンバーがそこにいるが、瞬時に87年に発売されたセカンドアルバム『You're Living All Over Me』の発売前のツアーの様子に場面は変わる。 「初日に車が故障し、その後も故障続きで最悪だった。やがて完全に動かなくなる。1週間ほど足止めを食らい、そこで全てが崩れた」と、J・マスキスが語り、そのときのメンバー間の関係性と重ね合わせている。 「病んだ家族みたい。よく分からないことが儀式や習慣になっている。バンドはある種、病んだ状態なのかも」というソニック・ユースのキム・ゴードンの発言がそれを裏付ける。 ダイナソーJr.の代表曲「フリークシーン」が流れるシーンからは様々な場面が映し出され、少しずつ関係を修復するメンバーの姿と発言と共に再結成へ向かう。

ダイナソーJr.の約30年にわたる心情、メンバーの関係性、として音楽をタイトに、丁寧に、誠実に描いた本作は、同時に人間の成長と友情の在り方も映し出すものとなっている。

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