コロナにも感染した95歳のエリザベス女王「私の人生を奉仕」公務を続ける意思を表明

英国のエリザベス女王(95)が、今後も公務を続けてゆく強い意思を表明した。エリザベス女王は、14日にウェストミンスター寺院で行われたコモンウェルスデー(イギリス連邦記念日)の記念礼拝を欠席。しかし、発表した声明の中で公務に対する変わらない思いを明らかにした。

「私の(即位70周年を記念する)プラチナジュビリーである今年、私は1947年に誓った私の人生を奉仕に捧げるという約束を新たにする喜びを経験しました」「今日、豊かな歴史と伝統、我々の時代の素晴らしい社会的、文化的、技術的進歩を組み合わせた現代的で活気があり繋がったコモンウェルスを目にすることに、やりがいを感じます。コモンウェルスをより誇りに思えるのは、それに関わった全ての人々のおかげです」と声明の中で語った。

最近、新型コロナウイルス感染症から回復したばかりの女王は、コモンウェルスを複数国家による「家族」と表現した上で、「このような試練の時代において、全ての人にとって健康的でサステナブルで繁栄する未来へ向かって我々が共に協力する中、あなた方が分かち合うものから強さとインスピレーションを得ることを願っています」と続けた。

礼拝には、女王の代行を務めたチャールズ皇太子ほか、ウィリアム王子やキャサリン妃などが出席した。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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