地震で宇都宮の女性2人けが 栃木県内の住宅被害は確認されず

栃木県庁

 福島県沖で16日午後11時36分ごろ発生した最大震度6強の地震で、栃木県は17日、宇都宮市内の女性2人がけがをし、芳賀町で塀1カ所が一部倒壊、住宅被害はなかったと発表した。

 県によると、70代女性が転倒して左足を骨折し、40代女性がドアの隙間に挟まれて右腕にけがをした。

 市貝町大谷津の県道杉山石末線では、水管破損に伴う路面陥没で片側通行になっているという。

 県は16日深夜、警戒本部を立ち上げ、大田原市、那須塩原市、市貝町、高根沢町、那須町、那珂川町もそれぞれ16日深夜から17日未明にかけて警戒本部を設置。午後3時10分までに、警戒本部は全て解散した。

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