「パンドラの果実」ディーン・フジオカがクランクイン!「和気あいあいとした現場になるといいな」

日本テレビ系で4月23日にスタートする連続ドラマ「パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~」(土曜午後10:00)。主人公の警視正・小比類巻祐一を演じるディーン・フジオカが、クランクイン迎えた。

ドラマの原作は、中村啓氏の「SCIS 科学犯罪捜査班 天才科学者・最上友紀子の挑戦」(光文社文庫)。最愛の妻を亡くした警察官僚・小比類巻と、科学界を離れた天才科学者・最上友紀子(岸井ゆきの)が、最先端科学にまつわる事件の捜査を担当し、科学犯罪対策室に託された法整備や警察機構の対応が追いついていない“不思議で不可解な事件”を、科学捜査ではなく、事件の裏に隠された科学そのものを捜査によって解き明かしていく。本作は、日本テレビ×Huluと共同製作ドラマとして、4月の地上波放送はSeason1・全10話で完結。その後、HuluオリジナルのSeason2・全6話がHuluで独占配信される。

初日の撮影は、小比類巻が最先端科学技術にまつわる問題を専門に扱うために立ち上げた「科学犯罪対策室」による事件の捜査シーンからスタート。スタッフから「小比類巻祐一役のディーン・フジオカさんです!」と紹介され拍手が起こる中、笑顔であいさつし、いよいよ撮影が始まり、第1話オンエアに向けて順調な滑り出しとなった。

ディーンは「クランクインのシーンは、ユースケ(・サンタマリア)さん演じる長谷部勉との出会いのシーン。軽快な2人の登場シーンが撮れたんじゃないかなと思います。コッヒー(小比類巻)のまくし立てるような長セリフ、ユースケさん演じる長谷部の愛きょうがある人柄、皆さんにも親近感が伝わるんじゃないかなと思うすてきなシーンでした。ゆきのちゃんとの撮影もありましたが、カメラの回っていないところで、『マススパーリングをやりましょう!』と、『いいバディ』になる前に、ゆきのちゃんのいい左フックが僕の右ボディーに入りました(笑)」と充実とした撮影となったことを報告。

さらに、初日にはハードなシーンの撮影もあったそうで、「これから長い期間ドラマに向き合うことになりますが、1日ずつしっかり乗り切っていきたいです。和気あいあいとした現場になるといいなと思っています。『この作品は3人のキャラクターが見どころです』って、P(プロデューサー)が言っていました(笑)。僕はこの作品が、皆さんの現実においていつ起こっても不思議ではないような最新科学と『人間ドラマ』が織り交ざった物語だなと思っているので、ぜひ楽しみに1話を見ていただければ。Season1の地上波だけではなくSeason2もHuluと、シリーズが展開していきますので、たくさんの人に見ていただけるようになればと思います」と意気込みを語っている。

© 株式会社東京ニュース通信社