【薬剤師の数】前年より3.4%増の32万1982人/厚労省薬剤師統計概況/人口10 万対も9.0人増加

【2022.03.17配信】厚生労働省は3月17日、「令和2(2020)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」を公表した。この中で、全国の届出「薬剤師数」は 前年より3.4%増の32万1982人だった。人口10 万対薬剤師数は255.2 人で、前回に比べ9.0 人増加した。

人口10 万対薬剤師数は255.2 人/前回に比べ9.0 人増加

令和2年 12 月 31 日現在における全国の届出「薬剤師数」は 32万1982 人で、「男」12万4242 人(総数の38.6%)、「女」19万7740 人(同61.4%)となっている。

令和2年届出薬剤師数を前回と比べると1万693 人、3.4%増加している。

また、人口10 万対薬剤師数は255.2 人で、前回に比べ9.0 人増加している。

「施設・業務の種別にみた薬剤師数」は、主に従事している施設・業務の種別をみると、「薬局の従事者」は 18万8982人(総数の58.7%)で、前回に比べ 8567人、4.7%増加している。

「医療施設の従事者」は 6万1603 人(同19.1%)で、1647人、2.7%増加している。そのうち、「病院の従事者」は5万5948人(同17.4%)、「診療所の従事者」は5655 人(同 1.8%)となっている。
「大学の従事者」は 5,111 人で、前回に比べ 152 人減少し、「医薬品関係企業の従事者」は3万9044 人で 2259 人減少し、「衛生行政機関又は保健衛生施設の従事者」は6776 人で115 人増加している。(表15)
■厚労省資料
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/ishi/20/dl/R02_kekka-3.pdf

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