ダリル・ホール、ヴァン・ヘイレンのボーカル候補だった!?

デュオ・ホール&オーツのダリル・ホール(75)は、ヴァン・ヘイレンのボーカリストになる話を持ち掛けられたことがあるという。同バンドのボーカル、デイヴィッド・リー・ロスの脱退時に、ギターのエディー・ヴァン・ヘイレンから依頼されたという。

ニューヨークのラジオ局Q104.3でダリルはこう明かしている。「彼ら(ヴァン・ヘイレン)の事は良く知っていたんだ。クルーが同じだったり共通のことがあってね。でデイヴィッドがちょうどバンドを離れたところで、エディーが私に『ヴァン・ヘイレンに入りたいか?』って聞いてきたんだ」

しかしそのオファーをダリルは断ったそうで、「半分冗談だったかな。けど真剣だった。彼が真剣だったと私は強く信じている。私も真剣にそれを受け止めた。そして、『できない。自分のことがあるから』って言ったんだ」と続けた。

1984年にデイヴィッドはソロ活動の専念のため人気絶頂だった同バンドを脱退、後釜にはサミー・ヘイガーが加入し、更なるバンドの黄金期となる。

その後2007年にデイヴィッドが再加入した同バンドは2012年に『ア・ディファレント・カインド・オブ・トゥルース』をリリース、2020年10月にはエディががんとの闘病後65歳で帰らぬ人となっていた。

その後サミーは、エディが亡くなる前に同バンドの再結成ツアーの話し合いがあったことを明かしている。

(よろず~ニュース編集部)

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