新能力によりハイブリッド・クラウドの接続性と自動化が進み、クラウド・プロバイダーのネイティブ統合によりコストとアクセス性が向上
米カリフォルニア州サニーベール--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） -- グローバルなクラウド主導データ中心ソフトウエア企業のネットアップ（NASDAQ：NTAP）は本日、FlexPod® XCSの導入によりFlexPod（フレックスポッド）が進化し、最新のアプリケーション、データ、ハイブリッド・クラウド・サービスに対応した1つの自動化されたプラットフォームを提供することをシスコ（NASDAQ：CSCO）と共同で発表しました。
FlexPodは、シスコとネットアップが提供する検証済みのストレージ、ネットワーク、サーバ技術で構成されています。新しいFlexPod XCSプラットフォームは、ハイブリッド・クラウド環境における最新のアプリケーションとデータの配信を加速させるよう設計されています。FlexPod XCSは、主要なパブリック・クラウド・プロバイダー3社すべてにネイティブ統合された、最初で唯一のハイブリッド・クラウド・ソリューションです。また企業は、成長に応じて支払う価格モデルであるFlexPod-as-a-Service（サービスとしてのFlexPod）を利用することで、財務および運用の柔軟性を確保することができます。
プレシディオのエンジニアリング担当バイスプレジデントのRaphael Meyerowitzは、次のように述べています。「FlexPodは長年にわたり、プレシディオのお客さまがアプリのパフォーマンスを高め、ソフトウェアの設備投資額を削減し、計画外のダウンタイムを減らすことに貢献してきました。ネットアップとシスコはFlexPod XCSによって柔軟性、アクセス性、拡張性の向上を実現し、シームレスなハイブリッド・クラウド体験をお客さまに提供できるようになりました。」
Consciaオランダ最高技術責任者のJeffrey den Oudstenは、次のように述べています。「このハイブリッド・クラウド時代に、シスコとネットアップが一緒にFlexPod XCSを発売することはすばらしいことです。FlexPod XCSの標準化は、我たちや顧客にさまざまな形で豊富な技術と大きなメリットをもたらし、一元化された課金、注文、サポート、検証済み設計の提供が可能になります。Consciaはお客さまに最高のハイブリッド・クラウド・インフラを提供することを決意しており、シスコとネットアップは、その約束を果たす支援をしていただけるクラス最高の技術パートナーです。」
FlexPod XCSはアクセス性と拡張性を高め、オンプレミスやエッジの標準的なインフラからハイブリッド・クラウドに拡張することで、ハイブリッド・クラウドの運用を単純化します。この新しいサービスは、ハイブリッド・クラウド、コンテナ、現代のワークロードのための新しいソリューションの市場投入に向けた継続的な共同革新の基礎を築くものです。
FlexPod XCSは、FlexPodプラットフォームに次のような新しい能力を提供します。
- ハイブリッド・クラウド接続：組織のデータファブリックを拡張することで、顧客は適切なアプリケーションとデータを適切な場所に適切なタイミングで配置するという運用上の確実性を得ることができます。
- 自動化：Cisco Intersight™ Cloud Orchestratorとネットアップの自動化スクリプトおよびワークフローを使って、すべてのライフサイクルフェーズでインフラストラクチャーを包括的に自動化し、設定、導入、拡張、インフラストラクチャーの使用と最適化などの日々のIT運用を簡素化します。
- 可視化：Cisco Intersightを通じてすべてのFlexPodコンポーネントを強化・統一して表示することで、企業はよりインテリジェントなリソース決定により、ビジネスニーズに迅速に対応することが可能になります。
- FlexPod-as-a-Service：初期費用を抑えて柔軟性を確保し、予算や使用状況に応じて購入オプションを調整可能
- AWSにおけるネットアップのCloud Volumes ONTAP®（CVO）インスタンスによる新しいレファレンス・アーキテクチャー：FlexPod XCSとONTAPの統合とCisco Intersightによる自動化
また、FlexPod XCSにより、IT部門はフルスタックの可視化とカスタマイズされた自動化機能によって新たな洞察を得て、運用の生産性を向上させることができます。新しいFlexPod-as-a-Service消費モデルにより、お客さまは使用状況に応じてコストを調整することで、より柔軟な財務および運用を行うことができます。
シスコのクラウド＆コンピュート製品管理担当バイスプレジデントのSiva Sivakumarは、次のように述べています。「ネットアップとの戦略的関係は、お客さまの最大の課題を解決するための深い技術統合を通じて、企業の価値を創出し続けています。FlexPod XCSはCisco Intersightによって機能し、お客さまにとって重要な自動化、可視化、ハイブリッド・クラウド・オペレーションなどの新機能を、最新のアプリケーション、データ、ハイブリッド・クラウド・サービスのための単一の統一プラットフォームに提供します。」
ネットアップのハイブリッド・クラウド・インフラストラクチャー＆OEMソリューション担当バイスプレジデントのMike Arterburyは、次のように述べています。「私たちは、シスコとの継続的なイノベーションにより、企業独自のビジネス課題を解決するFlexPodの能力を拡張していることを誇りに思います。シスコとの12年にわたるパートナーシップを基に、FlexPod XCSは両社が持つ業界最高クラスの技術を組み合わせ、データとアプリケーションの配信を簡素化し、企業がエッジ、コア、クラウドで新しいサービスをより効率的に実行できるようにします。」
FlexPod® XCSは、パートナーおよび顧客向けにプレビューを行っており、2022年中頃に全世界で一般公開される予定です。
補足資料：
FlexPodについて
世界の何千ものお客さまに信頼されているFlexPod XCSプラットフォームの強化により、新たなレベルの可視化と自動化が実現し、お客さまのハイブリッド・クラウド運用への道を後押しします。FlexPod® XCSは、事前定義済みストレージ、ネットワーク・サーバー技術、管理ソフトウェアで構成されており、コスト・パフォーマンス最適化のためのインテリジェントなインサイトの提供によって組織のニーズに対するITの応答性を向上させたり、クラウドに近い消費モデルによる導入決定をサポートしたり、FlexPodインフラ全体の既存の構成を維持することが可能であるよう設計されています。データやアプリケーションの配信を簡素化することで、企業は新しいサービスやワークロードをエッジ、コア、またはクラウドで実行することができるようになり、優位に立つことができます。
FlexPod® XCSの価格は、Cisco IntersightのAdvantageとPremierのライセンス階層と現行のFlexPodの価格にマッピングされています。
ネットアップについて
ネットアップはグローバルなクラウド戦略で業界をリードする、Data-Centricなソフトウエア企業です。デジタルトランスフォーメーションが加速する時代において、データを活用してビジネスをリードする企業や組織を支援します。クラウドでの開発、クラウドへの移行、オンプレミスでの独自のクラウドレベルの環境構築など、データセンターからクラウドまでのアプリケーションを最適な状態で実行できるシステム、ソフトウエア、クラウド サービスを提供しています。ネットアップは、多様な環境にわたって機能するソリューションを通じて、企業や組織が独自のデータファブリックを構築し、いつでもどこでも、必要なデータ、サービス、アプリケーションを適切なユーザに安全に提供できるようにしています。詳細については、www.netapp.comをご覧ください。また、Twitter、LinkedIn、Facebook、Instagramでネットアップをフォローしてください。
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ここに記載されている製品や機能の多くはさまざまな開発段階にあり、利用可能になった時点で提供される予定です。これらの製品や機能の提供スケジュールは、シスコまたはネットアップの独自の裁量により変更されることがあり、このドキュメントに記載された製品または機能の提供の遅延または不履行についてシスコおよびネットアップが責任を負うものではありません。
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