「ゴジラ」が1954年第1作主演の宝田明さん追悼「レジェンドを失ってしまった」

東宝「ゴジラ」シリーズのツイッター公式アカウントは18日、1954年の映画「ゴジラ」第1作で主人公・尾形秀人を演じた宝田明さんの急逝を受け「宝田明さんの突然の訃報に接し、大変驚いております。 1954年11月3日公開の『ゴジラ』を皮切りに、数多くのゴジラシリーズにご出演をいただきました。晩年までゴジラを愛し続けてくださったレジェンドを失ってしまった事は残念でなりません。 心からの感謝とともにご冥福をお祈り申し上げます」と投稿し、レジェンドを悼んだ。

18日、宝田さんが出演した映画「世の中にたえて桜のなかりせば」(監督:三宅伸行、4月1日公開)の公式サイトなどで、14日に87歳で急逝したことが発表された。

「ゴジラ」第1作に出演した河内桃子、平田昭彦、志村喬、村上冬樹、堺左千夫、小川虎之助、山本廉、林幹、恩田清二郎、笈川武夫、菅井きん、高堂国典らに続き、これで主要登場人物を演じた俳優は生没年不詳者を除き、全員が故人になった。

ゴジラの巨大壁画の完成を喜んだ宝田明とギャレス・エドワーズ監督=2014年
ゴジラのイベントを行った宝田明(左)と富山プロデューサー=2005年

(よろず~ニュース編集部)

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