【新型コロナ】横浜で6人死亡、2065人感染 区別住所地発生状況も公表

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は18日、新たに6人の死亡と、10歳未満~100歳代の男女2065人の感染が確認された、と発表した。重症1人、中等症3人、軽症2033人、無症状14人で、14人の症状が分かっていない。

 市によると、死亡したのは70~100歳代の男女6人で、うち3人はクラスター(感染者集団)が発生した施設の入所者だった。

 介護老人保健施設では2人が死亡。90代女性は9日に発熱し、11日に陽性と判明。14日に亡くなった。100歳代の女性は11日に陽性と判明、同日亡くなった。同施設では52人の感染が確認されている。

 有料老人ホームでは90代男性が1月28日に陽性と判明し、2月2日に入院。状態が悪化して3月3日に亡くなった。同施設での死者は3人となった。

 同市港北区の70代男性は2月23日に脱水症状で救急搬送され、翌24日に陽性が判明。3月16日に亡くなった。

 同市栄区の100歳代の男性は発熱して4日に陽性と分かり、入院。14日に亡くなった。

 80代男性については、経過の公表に家族の同意が得られなかったという。

 また市は、特別養護老人ホーム、通所介護施設、放課後等デイサービスでクラスターを認定した。

 市が17日までに発表した患者の区別住所地発生状況は、次の通り(毎週金曜日更新)。

 ▽鶴見区=1万8168人▽神奈川区=1万5174人▽西区=6851人▽中区=1万763人▽南区=1万3191人▽港南区=1万502人▽保土ケ谷区=1万732人▽旭区=1万2514人▽磯子区=8932人▽金沢区=9034人▽港北区=1万9537人▽緑区=9697人▽青葉区=1万6573人▽都筑区=1万2919人▽戸塚区=1万3417人▽栄区=4500人▽泉区=6761人▽瀬谷区=5573人▽市外=8805人

© 株式会社神奈川新聞社