【東京都薬剤師会】5期目の日薬山本会長に期待/「若い人たちによってより活動的になるとよい」

【2022.03.18配信】東京都薬剤師会は3月18日に定例会見を開いた。この中で5期目が決まった日本薬剤師会の山本信夫会長への期待を聞かれると、「立場上、答えてよいか分からない」とした上で、「山本会長もきっと考えられていることは、若い人たちがどんどん理事や常務理事などに入っていって、発言をしてもらうことだと思う。そういうふうにこの2年も変わってきた」と述べた。

東京都薬剤師会の永田泰造会長は、1カ月前の会見の中で、日本薬剤師会の会長・副会長選挙に向けて会長候補の山本信夫氏が大多数の信任を得ることのほか、副会長候補の東京都の安部好弘氏や関東ブロックの森昌平氏の当選を支援する活動を行うとしていた。

結果としては山本氏の会長5期目が決まり、安部氏、森氏も副会長に当選した。

会見の中で記者から東京都薬剤師会会長として、日本薬剤師会の新執行部に期待することは何かという質問が出ると、永田会長は、「立場上、答えてよいか分からない」とした上で、「次の2年間、山本会長がしっかりやられて、状況によればもう2年やられるかもしれないしそれは分からないが、その中で山本会長もきっと考えられていることは、若い人たちがどんどん理事や常務理事などに入っていって、次世代を担う新たな理事者構成をしていただくことによって、日本薬剤師会がさらに活動的になる形に進んでいただけたらいいと思う。若い人たちがいれば若い人たちの考えをもってそれを日薬の理事会の中で発言をすることができるようになる。そういうふうにこの2年間、変わってきたと思う。だから、もっとそういうふうに変わっていけばもっと素晴らしい日本薬剤師会を山本先生がおつくりになるだろうと、期待をしている」と話した。

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