若者の新型コロナウイルス感染が増加傾向にある中、19日からの3連休に向けて、沖縄県は感染対策の徹底を改めて呼び掛けている。那覇市のほとんどの地域と南風原町で20日、感染対策を講じた上で、延期されていた成人式を開催する。
南風原町では、成人式の参加者にワクチン接種証明またはPCR検査などの陰性証明の提示を求める。陰性証明がない場合は式典会場で抗原検査を実施し、陰性を確認した後、入場できる。
那覇市では式典前5日間の体温などを記入するチェックシートを提出させる。
玉城デニー知事は、送別会や成人式などで接触の機会が増えることについて「新たな旅立ちを万全の体調で迎えるためにも改めて感染対策をお願いしたい。抗原検査なども活用してほしい」と呼び掛けている。
(伊佐尚記まとめ)