【新型コロナ】横浜で4人死亡、2331人感染 7施設で新クラスター

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は19日、男女4人の死亡と、10歳未満~100歳代の男女2331人の感染が確認されたと発表した。中等症3人、軽症2238人、無症状51人で、39人の症状が分かっていない。

 市によると、死亡した4人は80~90歳代で、うち3人に基礎疾患があった。全員、入所施設や入院先の病院でクラスター(感染者集団)が発生していた。

 このうち80代女性は、特別養護老人ホームの入所者。16日に施設内で倒れ病院に搬送され、同日陽性が判明し死亡した。死因は調査中。同施設での感染者は55人、死者は1人となった。

 90代女性は、金沢文庫病院(金沢区)の入院患者。2月23日に発熱して同日に陽性が判明、3月17日に腎不全で亡くなった。同病院の感染者は77人、死者は計8人となった。

 90代女性は特別養護老人ホームの入所者で2月4日に発熱、陽性が判明して入院し、3月3日に誤嚥(ごえん)性肺炎で亡くなった。同施設の感染者は計26人、死者は2人となった。

 80代男性も別の特別養護老人ホーム入所者。3月1日に発熱して陽性が判明し、9日に施設内で死亡した。死因は新型コロナウイルス感染症。同施設での感染者は計37人、死者は3人となった。

 市によると、保土ケ谷病院(旭区)、特別養護老人ホーム、通所介護施設3カ所、障害者入所施設、児童福祉施設の計7施設で新たにクラスターが認定された。

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