新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は19日、70~80代の男性2人の死亡と、10歳未満~90代の男女611人の感染が新たに確認されたと発表した。
市によると、市外在住の80代男性は2月18日に発熱などの症状があり、同21日に陽性が判明。同26日に入院したが、3月17日に死亡した。腎疾患、高血圧などの基礎疾患があり、ワクチンの接種歴は不明としている。
川崎区の70代男性は2月8日に発熱などの症状があり、同15日に市内病院を受診して陽性と分かった。入院したが、3月18日に死亡した。男性は悪性腫瘍、心疾患の基礎疾患があった。
新規感染者の年代別内訳では、20代が118人で最多。40代116人、10歳未満112人、30代99人、10代72人、50代63人、60代15人、80代7人、70代6人、90代3人だった。
感染経路については586人が不明。経路が判明している人のうち、陽性患者の接触者は2人で、家庭内感染は23人だった。
市はこのほか、関係者の感染が判明した16の保育関連施設を19日から臨時休園すると発表した。
該当する施設は次の通り。
▽川崎もりのこ保育園(川崎区)▽つくし保育園(幸区)▽さいわい保育園(同)▽ポピンズナーサリースクール武蔵小杉(中原区)▽明日葉保育園元住吉園(同)▽千年たちばな保育園(高津区)▽わらべうた溝の口南口保育園(同)▽西高津くさはな保育園(同)▽溝口ピノキオ保育園(同)▽あいみー梶ケ谷保育園(同)▽野川南台保育園(宮前区)▽キッズナーサリー宮前平園(同)▽ちびっこさぎぬま園プチ(同)▽うぃず稲田堤保育園(多摩区)▽ウィズブック保育園中野島(同)▽カスタッチこどもclub(麻生区)