マドン監督 1番大谷、2番トラウト、3番レンドンの可能性を示唆

エンゼルスのジョー・マドン監督によると、開幕戦のラインナップについて、上位打線をどのように組むかはまだ決まっていないようだが、大谷翔平をリードオフマンに起用し、2番にマイク・トラウト、3番にアンソニー・レンドンが入る打線を組む可能性があることを示唆した。他のリードオフマン候補には、デービッド・フレッチャーやブランドン・マーシュの名前も挙げられている。マドン監督は「アンソニーがいることで全てが違ってくる」と語り、打線を組むうえでレンドンがキーマンであることを強調した。

昨季はトラウトが36試合、レンドンが58試合しか出場できず、マドン監督は満足に打線を組むことができなかった。そんななか、大谷は2番打者として117試合にスタメン出場したほか、1番打者としても23試合、3番打者としても6試合にスタメン出場。1番打者として出場した23試合では6本塁打、出塁率.388、OPS.931を記録し、リードオフマンとしての適性を示した。

そうした昨季の実績も踏まえ、マドン監督は「2番・大谷」を基本線としながらも、今季も引き続き「1番・大谷」から始まる打線を組むことを検討しているようだ。「ショウヘイが1番を打つ可能性はある。アンソニーがいる限り、いろんな状況が変わってくる。まだ決めていないけれどね。(1番打者候補には)マーシュやデービッドもいる。私はショウヘイが2番を打つのが好きだけれど、1番を打つのも好きなんだ。アンソニーがいることで全てが違ってくる」とマドン監督。大谷の打順に関わらず、大谷、トラウト、レンドンの3人を並べる方針は変わらないようだ。

大谷が2番を打つ場合は、1番にフレッチャーやマーシュが入り、大谷が1番を打つ場合は、9番にフレッチャーやマーシュが入るとみられる。そのため、大谷がどちらの打順に入ったとしても、フレッチャー(もしくはマーシュ)から大谷、トラウト、レンドンに回るという流れは変わらない。果たして、マドン監督は開幕戦で大谷にどちらの打順を任せるのだろうか。

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