日本の渚百選に選ばれている串間市市木の石波海岸北側の砂浜に、消波ブロックが約158メートルにわたって設置され、議論を呼んでいる。海沿いの保安林や田畑を波による浸食から守るのが目的で、歓迎する住民がいる一方、海岸利用者らは「美しい景観が消えた」と訴える。設置までに説明会などは開かれておらず、識者は「景観保全の工夫ができなかったのか疑問」と、効果検証を求めている。
串間・石波海岸消波ブロック 浸食対策に議論
- Published
- 2022/03/21 10:00 (JST)
- Updated
- 2022/03/21 13:17 (JST)