公示地価2年ぶり上昇 0・6% コロナ影響緩む

国土交通省が22日発表した公示地価(1月1日時点)は、全用途の全国平均が前年比プラス0・6%で2年ぶりに上昇した。住宅地は0・5%、商業地は0・4%の上昇だった。国交省は「新型コロナウイルス感染症の影響が徐々に緩和され、回復傾向がみられた」と分析。都市部と近郊の住宅需要が全体をけん引した。最高価格は16年連続で東京都中央区「山野楽器銀座本店」。1平方メートル当たり5300万円で、前年より60万円下がった。

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