新型コロナウイルス感染症対策のまん延防止等重点措置が解除されたことを受け、黒岩祐治知事は22日の会見で「県民の皆さんは気を緩めることなく、基本的な感染防止対策を継続してほしい」と呼び掛けた。
知事は「2カ月にわたり県からの要請に協力していただき、改めて感謝申し上げる」と強調。「長きにわたるコロナとの闘いで社会全体が疲弊していると感じる。必要以上にコロナを恐れるのではなく、正しく恐れ、社会活動とのバランスも考慮した施策を講じたい」と述べた。
2月8日から県ホームページでの公表を停止している検査陽性率(1週間平均)と検査実施人数については、今月中の公表再開に向けて準備を進めているという。
オミクロン株の拡大に伴う県内のまん延防止等重点措置は、1月21日から3月21日まで適用された。