三浦市、子育て賃貸住宅整備へ 京急線三浦海岸駅近くに、市民センター機能も

三浦市役所

 人口減少が深刻な三浦市は今秋、京急線三浦海岸駅近くの南下浦市民センター用地で子育て賃貸住宅の整備をスタートさせる。子育て世帯の定住促進を狙いに、同センターの機能を含めた利便性の高い施設を建設する。2024年6月に入居開始の予定。

 同市の人口は1994年の5万4350人をピークに減少傾向が続き、今年3月現在で4万1214人に落ち込んでいる。

 子育て賃貸住宅などを備えた新しい施設は、広さ約4千平方メートルの同センター敷地内に建設する。

 鉄筋コンクリート造り6階建て総面積約4800平方メートル。3~6階は子育て賃貸住宅26戸を整備し、広さ55~75平方メートルの3タイプを用意する。

© 株式会社神奈川新聞社