宇都宮大地域デザイン科学部(藤原浩已(ふじわらひろみ)学部長)と、県内でeスポーツ普及啓発に取り組む一般社団法人「eスポーツとちぎ」(木内裕祐(きうちゆうすけ)代表理事)は22日、eスポーツを活用した学校・地域教育の充実を目的に連携協定を結んだ。
eスポーツをはじめデジタルコンテンツにアクセスしている学生と連携し、地域振興や社会課題解決に向けた取り組みを加速させるのが狙い。今後はeスポーツに関連する研究を行うほか、10月に開かれる「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2022 TOCHIGI」に向け、学生とPR活動に取り組むという。
同学部の長田哲平(おさだてっぺい)准教授は「街づくりやイベントの経済効果の分析といった学部の強みや学生のネットワークを通じて、地元にeスポーツを広めていきたい」と説明。木内代表理事は「社会課題の解決や地域振興に寄与するため、学生と一緒に考えていきたい」と話した。