藤沢市立小2校 すべての卒業証書に誤記載 計260人分 卒業生番号が最初の生徒から1つずつずれる

 藤沢市教育委員会は23日、市立大越小学校(同市善行坂)と同長後小学校(同市長後)の2校で全卒業生それぞれ117人、143人に手渡した卒業証書に卒業生番号の誤記載があった、と発表した。

 市教委によると、卒業生台帳から2020年度の卒業生番号を確認した際、誤って同年度の最終番号と同じ番号から21年度の卒業証書を作成した。このため全卒業生に1ずつずれた卒業生番号が振られてしまった。授与式は18日に行われた。

 両校は23日に卒業生の全家庭に誤記載の内容と今後の対応を連絡。30、31日に全家庭を訪問し、訂正した卒業証書を手渡していく、としている。

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