新型コロナ 新たな感染者は255人 大分

 大分県内では23日、新たに255人の感染が分かりました。19日ぶりに前の週の同じ曜日を上回りました。

 感染者は全ての年代で発生しています。10代・20代・40代で40人を超えています。新規感染者数が200人を上回るのは3日ぶりで、19日ぶりに前の週の同じ曜日を上回りました。15の市と町で感染者が発生しており、大分市が121人、別府市が30人となっているほか、中津市と宇佐市で20人を超えています。

 新たなクラスターは3件で、幼児教育・保育施設と学校、福祉施設で発生しています。50代と70代の感染者合わせて2人の死亡が発表されました。県内の新型コロナ感染者の死者は131人となりました。22日までの直近一週間の感染状況について、県は感染者数・クラスターともに減少傾向にあるものの、PCR検査の陽性率が依然、高いことから油断できない状況としています。

 県福祉保健部・藤内修二理事:

「これからまた増えるのか横ばいか下がっていくのか、ちょうど境目の時期にある。年度末の重要な時期なので今一度、感染対策をしっかり取り組んで欲しい」

 一方、県は3回目ワクチン接種について、21日時点の接種率を発表しました。県全体の平均は36.36%で、最も高い姫島村が80.47%、竹田市・豊後大野市・津久見市・国東市で50%を超えています。

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