今成漬物店(新潟県南魚沼市)が新潟県の佐久間豊副知事を表敬訪問、「にっぽんの宝物JAPANグランプリ」グランドグランプリ受賞を報告

記念撮影をする様子、(写真左から)新潟県の佐久間豊副知事、今成漬物店の今成要子氏、農林水産部の小幡浩之部長

地域の隠れた優良商品を対象としたコンテスト「にっぽんの宝物JAPANグランプリ」で最高賞の「グランドグランプリ」を受賞した今成漬物店(新潟県魚沼市)の4代目・今成要子氏が23日、新潟県の佐久間豊副知事を訪れた。

「にっぽんの宝物JAPANグランプリ」は、地方の隠れた優良商品を全国レベルのヒット商品に育てることを目的に、2009年から株式会社にっぽんの宝物(東京都)が主催する地方創生イベント。今成漬物店は2月に東京で開催された「にっぽんの宝物JAPANグランプリ2021-2022」に出場。クリームチーズを酒粕に漬けて作った「辛党スイーツ*酒monaka」が、出場全54組の中から最高賞であるグランドグランプリに選ばれた。

「辛党スイーツ*酒monaka」を試食した佐久間副知事は、「おいしいです。漬物と酒粕の風味がひろがる。酒に合いますね」と感想を述べ、グランドグランプリの受賞を祝った。

創業100年以上の今成漬物店は、地元魚沼の地野菜と八海山の酒粕でつくる「山家漬け」を製造販売する老舗漬物店。グランドグランプリを受賞した「辛党スイーツ*酒monaka」は、今成氏が「にっぽんの宝物プロジェクト」のセミナーに参加した中で、新商品として開発したもの。これまでは廃棄していたという酒粕にクリームチーズを1ヶ月から2ヶ月ほど漬け、さらに金糸瓜や八海山の酒に漬けたレーズンと合わせて、丸くカラフルな最中に入れたスイーツとして誕生した。

「辛党スイーツ*酒monaka」の販売は4月下旬から5月上旬を予定しており、にっぽんの宝物社のWEBサイトや今成漬物店ホームページで販売していく予定という。

今成漬物店の今成要子氏

今成要子氏が試食用持参した「辛党スイーツ*酒monaka」

「辛党スイーツ*酒monaka」を試食する新潟県の佐久間豊副知事

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にっぽんの宝物

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