横浜市が交通ネットワーク強化に向け整備を進めている幹線道路「環状3号線」の日之出橋交差点(同市戸塚区戸塚町)から国道1号下り線(同)までの約1キロメートル区間の工事が完了し、24日午後2時に開通した。
同線は磯子区杉田5丁目から都筑区佐江戸町を結ぶ延長約28キロの都市計画道路。このうち、約18キロ区間はすでに整備が完了している。
今回の開通により、磯子区の国道16号から戸塚区の国道1号下り線まで環状3号線でつながる形となる。
市によると、片側2車線で、国道1号との接続ランプは片側1車線。国道1号上り線との接続は整備中としており、市の担当者は「市南部地域の連絡強化や移動時間の短縮、地域交通の安全性や利便性の向上が図られる」と話している。