J1湘南の大型ルーキーが意欲 鈴木章「チャンスあれば自分のプレーを」

活躍の期待が高まる湘南の新人、鈴木章(左)=15日、平塚市の馬入ふれあい公園サッカー場

 J1湘南の期待のルーキー、FW鈴木章斗(大阪・阪南大高)が24日、オンライン取材に応じ、26日にあるYBCルヴァン・カップ1次リーグ第3節のFC東京戦(味スタ)に向けて意気込みを語った。同第1節の福岡戦でデビューした18歳は「チャンスがあったら自分のプレーをしたい」と燃えている。

 ―リーグ戦前節の鹿島戦でメンバー入りした。
 
「メンバーに入れたのはうれしかったが、試合に出られていない。自分に何かが足りないし、納得していない。試合に出ないと満足できない」

 ―プロ入り後、課題を感じているか。

 「まだ自分を出せていないところもあるが、自分の良さを出せるようにボールを要求している。同じポジションには永木さんらがいる。落ち着きのあるプレーや、ポジショニングへのアドバイスを参考にしている」

 ―福岡戦で途中出場した感想は。

 「試合の残り時間が少なかったけど、観客が多い方がピッチに立つとうれしい」

 ―プロで通用する自身の強みは。

 「ボールをキープする部分はまだ通用していない。でもパスを受けて前に進んだり、ポジショニングで相手を外すのはできているかと思う」

 ―得点王の目標を掲げている。ルヴァン杯のFC東京戦と今シーズンに向けた意気込みを。

 「今週はしっかり練習して、チャンスがあったら自分のプレーをしたい。まずは90分間を出てみたい」

© 株式会社神奈川新聞社