ルーニーとヴィエラがプレミアリーグ殿堂入り!

 ウェイン・ルーニーとパトリック・ヴィエラが、9人目と10人目のプレミアリーグ殿堂入りを果たした。

シアラーとアンリがプレミア初代殿堂入り!計7回得点王に輝いたレジェンド

 ルーニーはマンチェスター・ユナイテッドやエバートンでプレーして5つのリーグタイトルを獲得し、大会史上歴代2位の208ゴールを記録。一方ヴィエラはアーセナルで11シーズン過ごして、2003-04シーズンの“インビンシブルズ”を含めたリーグ優勝3回を成し遂げた。2021年4月に設立された『Hall of Fame』は1992年の創設以来プレミアリーグで活躍した選手の才能と功績を称える賞で、ルーニーとヴィエラは9人目と10人目の受賞者となっている。

ルーニー:「殿堂入りはとても名誉」
 16歳の時に、エバートンでのアーセナル戦でプロデビュー&初ゴールを挙げ一躍脚光を浴びたルーニー。その後2004年8月にマンUに3000万ポンドで移籍すると、13年間で183得点を決めてクラブ歴代得点王に輝き、2009-10シーズンにはプレミア年間MVPに選出された。

 現在は2部ダービー・カウンティで監督を務める36歳ルーニーは、「すでに殿堂入りしている素晴らしい選手たちと共に、名を連ねることができてとても光栄に思う」とコメント。「物心ついた時からプレミアを見て育った。夢はプロサッカー選手になる事となり、ゴールを決めトロフィーを獲得した。エバートンとマンUでは思い出がたくさんある。殿堂入りは個人的に特別な事だし、認められて感謝している」と伝えた。

ヴィエラ:「子供の頃の自分に伝えたい」
 1996年にACミランからアーセナルに移籍したビエラは、2年目の1997-98シーズンにプレミア初制覇を達成。2000-01シーズンにはリーグ年間MVPに選ばれ、アーセナルとマンチェスター・シティで通算307試合31ゴール34アシストを記録した。

 現在はクリスタル・パレスで指揮を執る45歳ビエラは、「プレミアの殿堂入りを果たせて本当に嬉しい。この知らせを聞いた時、セネガルやパリ郊外でプレーしていた少年の頃を思い出したよ」と言及。「世界最高のリーグと世界最高の選手と一緒にプレーできたのは、私が考えてたものよりずっと大きなもの。アンリやベルカンプといった選手たちと同じ時期にプレーできたのは幸運だったよ。共にピッチに立つことで良いキャリアを歩んでいると実感できた」と喜びを語った。

ルーニーやビエラがプレミア殿堂入り Photo Getty Images Sport

© 株式会社SPOTV JAPAN