新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は24日、同市多摩区に住む90代女性の死亡と、市内外に住む10歳未満～90代の男女1262人の感染が新たに確認された、と発表した。
市保健所によると、90代女性は2日に発熱などの症状が現れたため検査を受け、翌3日に感染が判明。市内の病院に入院したが、20日に死亡した。女性は基礎疾患があり、ワクチンは未接種という。
感染者の年代別の内訳は、20代が235人、40代が233人、30代が226人、10歳未満が222人、10代が172人、50代が106人、60代が38人、70代が18人、80代が9人、90代が3人。1179人の感染経路が不明。陽性患者の接触者は83人で、このうち家庭内感染は62人。
関係者1人が感染している市内の病院で新たに患者ら16人の感染が判明し、市はクラスター（感染者集団）と認定した。
市は、関係者の感染が判明した保育所16施設を臨時休園すると発表した。当該施設は次の通り。▽地域子育て支援センターおおしま（川崎区）▽ミルキーホーム川崎園（同）▽古川保育園（幸区）▽新川崎・学びの保育園（同）▽プレシャススターズ保育園小倉園（同）▽小学館アカデミーむさししんじょう保育園（中原区）▽原保育園（同）▽保育ルーム Cloverコスギタワー園（同）▽龍厳寺保育園（多摩区）▽第二厚生館愛児園（同）▽登戸ピノキオ保育園（同）▽ちびっこハウス多摩川園（同）▽上麻生保育園（麻生区）▽アスク新百合ケ丘保育園（同）▽五月台ルミナス保育園（同）▽新百合ケ丘駅前保育園太陽の子（同）
