横浜・MMの触れ合える屋内型動物園、コロナ禍で人気 5月15日まで期間延長

エリア内を自由に歩き回る亀に餌やりをする子ども=横浜市西区

 横浜市西区の「MARK IS みなとみらい」5階の屋内型動物園「Moff animal world」が、新型コロナウイルス禍に人気を集めている。「都会に居ながら間近に動物を見て触れ合える」を売りに、昨年4月に今月までの期間限定でオープンしたが、このほど期間を5月15日まで延長した。

 約80種類200頭が集結し、頭上をオニオオハシが飛び交ったり、通路を自由気ままに歩き回るカピバラ、ケヅメリクガメに触れられたりするほか、餌やりも体験できる。子ども向けにひよこと触れ合えるコーナーもあり、ファミリー層を中心に集客が好調という。

 全国に猫カフェなどを展開する「MOFF」(茨城県)が運営し、担当者は「コロナ禍が続いて人と人が触れ合えない中で、多くのお客さまに癒やしの場をより長く提供できてうれしい」と話す。ヘビを肩に乗せるイベントに挑戦した同市神奈川区の沼田大和ちゃん(5)は「いろいろな動物が好きになった」と満足げだった。

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