クルーズ船、1年ぶりに佐世保に寄港 昨年4月の「にっぽん丸」以来

佐世保港に寄港した「ぱしふぃっくびいなす」=佐世保市、新みなと岸壁

 クルーズ船「ぱしふぃっくびいなす」(2万6594トン)が24日、長崎県佐世保市に寄港した。佐世保へのクルーズ船の寄港は2021年4月の「にっぽん丸」以来。
 「ぱしふぃっくびいなす」は22日に神戸を出港し、瀬戸内海を航海した後、佐世保に入港した。新型コロナウイルス対策として、乗員乗客は乗船前にPCR検査で全員の陰性を確認。乗客191人のみが検温後に下船し、貸し切りバスで展海峰や平戸などに向かった。
 同船を運航する日本クルーズ客船(大阪市)は、昨年9月からクルーズを運休していたが、3月19日に再開した。
 同船は24日夕、佐世保を出港し、次の目的地である鹿児島県の屋久島へ向かった。


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