平和公園の下に眠る旧中島地区の被爆遺構の展示館が26日にオープンするのを前に、記念行事が行われました。
原爆投下前広島有数の繁華街だった旧中島地区天神町は現在の平和公園一帯にあり、展示館は原爆資料館東館の北側にオープンします。
焼け落ちた建物の土壁や旧天神町筋の側溝のほか炭化した畳のレプリカなどが展示され、かつてここに暮らしていた人々の日常が原爆により失われてしまったことを伝える内容になっています。
松井一実市長「タイムスリップした感じですね。広島一の賑わいの地が一瞬にして廃墟と化した(原爆の)惨さというか決して使ってはいけないんだと」
「被爆遺構展示館」は26日午前8時半オープンし、入館は無料です。