竹富町長選 元町教委職員の前泊氏が出馬表明「町政の信頼回復目指す」

 【竹富】西大舛高旬前竹富町長の辞職に伴う町長選(4月12日告示、同17日投票)で、元町教育委員会職員の前泊正人氏(44)が24日、町西表島上原で記者会見し、立候補すると正式に表明した。

 会見で前泊氏は「町役場内では町民の声が反映されず、職員はトップの指示にしか従えない状況にあった。町民のため役場の風通しをよくしなければならない」と語り、町政の信頼回復を目指す考えを示した。

 前泊氏は1977年7月生まれ、石垣市出身。両親が西表島祖納出身。九州共立大卒業後、会社員などを経て2008年から町職員として勤務していた。

 町長選には、町議の那根操氏(70)も出馬の意向を示している。

 (西銘研志郎)

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