アザールは2024年までレアルに残留? 家族優先でマドリード在住を希望

 ベルギー代表FMエデン・アザールは、2024年の契約満了までレアル・マドリード残留を望んでいる。

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 31歳アザールは今シーズン公式戦で877分しかプレーしておらず、1ゴール2アシストと印象的なプレーを発揮できていない。コンディションの低下を防ぐため、定期的なジムでのセッションや自宅でのトレーニングに励んでいるが、ベルギー代表ロベルト・マルティネス監督はFIFAワールドカップまでに完全な体力を取り戻せるか懸念している。それでもアザールは移籍で解決するのではなく、家族の幸せを第一に考え残留の意思を固めている模様。アザールはマドリードの生活に満足しており、加えて先日息子が生まれたばかりで、オフで環境が変化するのは不本意のようだ。

 またアザールの下には具体的なオファーは届いておらず、最有力候補だったチェルシーもロマン・アブラモビッチ氏への制裁で頓挫。年間1500万ユーロ(約18億円)を支払っているレアルは、高給取りで試合に出ていないにもかかわらず退団しないガレス・ベイルの二の舞になるのではないかと不安にかられている。他クラブに行けばピッチに立つ機会が増えるかも知れないアザールにとって、何が最適解か見極めなければならない。

家族優先のアザールはレアル残留か Photo Denis Doyle

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