屋久島で1時間に120ミリ以上の猛烈な雨 記録的短時間大雨情報

 気象庁は、鹿児島県の屋久島で災害につながるおそれがある猛烈な雨が降ったとみられるとして、「記録的短時間大雨情報」を発表した。屋久島町には、警戒レベル4(全員避難)に相当する、土砂災害警戒情報も発表された。

【記録的短時間大雨情報 1時間雨量】

鹿児島県  屋久島町南部付近 120ミリ以上(午前6時30分)

 東シナ海の前線上に低気圧が発生していて、きょう(26日)昼過ぎにかけて九州付近を通過する見込み。この低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では、大気の状態が不安定となっている。

 薩摩、大隅、種子島・屋久島地方では26日昼過ぎにかけて、局地的に雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となるおそれがある。

記録的短時間大雨情報とは

 1時間に80ミリ以上の猛烈な雨を観測または解析し、さらにその地域にとって数年に一度程度しか発生しないような大雨である場合に発表される情報。周辺地域では、土砂災害や河川の増水など、災害の危険性が高まっているため警戒が必要となる。

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