〝漫画の神様〟手塚治虫の代表作がアート商品として２８日、ゲートウエイ社からセブンネットショッピングで先行販売された。「手塚治虫ワールド」「鉄腕アトム」「ジャングル大帝」「ブラック・ジャック」「火の鳥」「リボンの騎士」の６作品から３８種類。アクリルアートに加え、最高品質のアートボードであるメタライズアート化された。
メタライズアートとはプレイフルマインドカンパニー社が独自に企画開発した商品。コンピューターやテレビモニターなどで表示される色を表すＲＧＢデータを、特殊プリント出力技術、インクジェットよりも広い色域かつ鮮やかな彩色表現で再現。通常印刷やインクジェットプリントでは表現できない色域をプリントで再現し、メタリック調に仕上げたもの。仕上げは職人による手作業。イラストやグラフィックアートを美術品レベルにまで昇華させた。
手塚治虫は１９２８年１１月３日、大阪府生まれ。４６年に４コマ漫画「マアチャンの日記帳」でデビュー。４７年描き下ろし単行本「新寳島」を発表。新たな漫画表現を築き、戦後マンガ界の第一人者として活動すると同時に、後進のマンガ家達にも多大な影響を与えた。６２年に虫プロを設立し、６３年に国産初の３０分連続テレビアニメ「鉄腕アトム」の放送を開始。アニメ界でも開拓、発展に多大な功績を残した。８９年２月９日、６０年の生涯を閉じた。
（よろず～ニュース編集部）
