亡き恩人の事務所へ移籍で伊藤英明の新しい代表作が期待される

俳優の伊藤英明が27日、インスタグラムで所属事務所を移籍したことを発表した。同日から、俳優の故津川雅彦さんが立ち上げた芸能事務所「グランパパ・プロダクション」の所属となる。

伊藤はインスタに、津川さんとの2ショットを含む複数の写真を投稿し、《20年以上所属していたAチームを退社し、本日からグランパパ・プロダクションに移籍致しました》と報告。

前事務所に対しては、《居心地は大変素晴らしく、このまま死ぬまで気持ち良く俳優として居られる場所》と感謝。

その反面、キャリアを重ねたため《ご指導ご鞭撻を頂く機会をめっきり失ってしまった事に大変危機感を感じていました》と吐露。

そんな中で津川さんと出会い大きな影響を受けたことが移籍のきっかけだったことを説明。

そのうえで、《津川さんが残した空気、そんなものがまだグランパパの至る所に残っているような気がしています。それを消す事のないよう、非力ながらここでまた一からご指導ご鞭撻を賜りながら居心地悪く俳優として邁進して行きたいと思っております》と強い決意をつづった。

同事務所には、俳優の秋野太作、笹野高史、女優の岩下志麻、松原智恵子、萬田久子らベテラン勢が数多く所属。伊藤に指導できる立場の人材ばかりだ。

「『海猿』シリーズがヒットしてスターになったが、その後、それを上回るようなインパクトを残した作品はない。今回の移籍はそんな状況を打開する目的もあったのでは」(芸能記者)

かなり強烈なキャラクターを演じる主演映画「KAPPEI カッペイ」が公開中。4月24日から放送・配信がスタートするWOWOWのドラマ「TOKYO VICE」が放送されるが、事務所移籍後第1弾となる作品選びが注目される。

https://www.instagram.com/p/Cblz4vEBl-_/

© 株式会社ジェイプレス社