きょう午後は北日本、東・西日本の日本海側は晴れるが、関東から西の太平洋側は雲が取れにくい見込み。九州南部は昼過ぎまで雨で、東海や関東でも今夜は雨の範囲が広がりそうだ。あす30日（水）は北海道で雨や雪の所があり、週末にかけては全国的に天気・気温とも変わりやすい見通し。

春の空　すぐ曇る

　きょうは日本海側で晴れ、太平洋側は曇りや雨という天気分布だが、あす30日（水）はもう少し複雑になってきそうだ。午前中は東・西日本の日本海側で晴れ間が出るが、北海道は日本海側を中心に、朝から夕方まで雨や雪が降りやすい見込み。午後は全国的に雲が広がり、本州の日本海側で遅い時間ほど雨の範囲が広がりそうだ。

　31日（木）は夕方にかけて雨の降る所が多いが、太平洋側の天気は次第に回復する見込み。日本海側は夜にかけても断続的に雨や雪で、北風が吹いて寒くなりそうだ。太平洋側でも次第に冷たい空気が流れ込み、4月1日（金）は全国的に気温が低めとなりそうだ。東日本の太平洋側や西日本は、さくらなどの花が咲き誇る週末だが、朝晩は内陸を中心に冷え込むため注意が必要となる。3日（日）は、南岸を中心にぐずつきやすく、気温も上がりにくい見込み。

（気象予報士・高橋和也）