西都にハラール食肉施設 イスラム圏販路拡大へ 24年4月稼働

 宮崎県産牛肉の輸出拡大へ向け、県内の大手畜産農家らが、イスラム教の戒律に対応した「ハラール」認証の食肉処理施設を西都市内に建設することが31日、関係者への取材で分かった。ミヤチクも出資し、幅広く県産牛などを受け入れる。ほぼ未開拓だった国内外のイスラム教徒へ向けた販路拡大を図るとともに、生産から加工まで県内で行うことでコスト削減や品質向上も目指す。

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