【新型コロナ】横浜市の3回目接種 12~17歳対象に4月4日から開始 山中市長、集団接種会場も検討

横浜市役所

 新型コロナワクチンの3回目接種を巡り、横浜市は25日、12~17歳を対象としたワクチン接種を4月4日から開始すると発表した。

 対象は約14万5千人で、3月31日から順次接種券を発送する。使用するワクチンはファイザー製で、市内約600カ所の医療機関で接種を実施する。市教育委員会は、接種や副反応により学校を休む児童生徒については欠席扱いにしないとしている。

 山中竹春市長は集団接種会場の設置も検討しているとし、「希望する方が速やかに接種できるよう態勢を整えていく」と述べた。

 また、市は同日、市外からの転入者の接種券発行に関し、転入者自身による申請が不要になったと発表した。従来は郵送などによる再発行申請が必要だったが、国の接種記録管理システム(VRS)の機能が追加されたことで、対象者に自動で送付できるようになった。3月24日以降に転入手続きをした市民が対象になる。

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