4月は東映チャンネルに不朽の名作が大集合!

東映チャンネルの4月のラインアップは、伝説の刑事ドラマ「Gメン’75」をはじめ、「電子戦隊デンジマン」や石ノ森章太郎の「サイボーグ009」など、多彩な番組が満載だ。

ドラマ「Gメン’75」第1~40話 連続放送!

4KネガスキャンHDリマスターにより高画質化された昭和刑事ドラマの傑作を、第1~40話まで連続放送する。

1970年代、マフィアの魔手、テロ事件、人間の心の闇が生む犯罪に対抗すべく、警視庁の黒木哲也警視は精鋭メンバーを招集。黒木指揮の下編成された特別潜入捜査班、通称“Gメン”は、潜入捜査だけでなく、さまざまな犯罪に命がけで立ち向かうのだった…。

Gメンたちの活躍をハードボイルドタッチで描いた本作は、当時の世相を反映させた社会派のエピソードあり、ハードなアクションが展開されるエピソードもありとバラエティーに富んだ作風で高視聴率を獲得し、75年5月から7年間放送された。国内外のロケによる世界観の広がりも魅力で、香港を拠点にした犯罪組織との対決を描くシリーズは特に人気を博した。刑事ドラマの金字塔であり、一度は見るべき作品だ。黒木役の丹波哲郎をはじめ、原田大二郎、倉田保昭、岡本富士太、藤田美保子、藤木悠、夏木陽介、若林豪らが出演する。

◆鮮烈な印象を残す滑走路のオープニング

Gメンの面々が滑走路を横一列で歩いてくるオープニングは、菊池俊輔氏作曲のテーマ曲とともに鮮烈な印象を残す。撮影は都内の住宅造成地で行われ、路面に書かれた75の文字は、白く塗ったベニヤ板を並べたもの。

【番組情報】

「Gメン’75」(第1~40話)
東映チャンネル
4月26日~5月5日 午後10:00~深夜2:00

「サイボーグ009」宇宙を舞台にした壮大なストーリー

80年に公開された「サイボーグ009」の劇場用アニメを、高画質化した4Kリマスター版で放送。死の商人=“ブラックゴースト”に肉体改造された00ナンバーを持つ9人のサイボーグたちが、それぞれの特殊能力を駆使して悪と戦う。

原作はいうまでもなく、石ノ森章太郎の代表作であり、64年の連載開始以来、掲載誌を変えて描かれ続けた名作漫画。「サイボーグ009 超銀河伝説は79年に始まったテレビシリーズ第2弾の人気を受けて製作された作品だ。地球から40万光年離れたダガス星の帝王ゾアは、宇宙の奥に存在する巨大なエネルギー源ボルテックスを利用し全宇宙の支配を企んでいた。009たちサイボーグ戦士はコマダー星の少年・サバから危機を知らされ、宇宙の平和を守るためゾアとの戦いに旅立つ。

◆劇場版第1作&怪獣戦争の4Kリマスター版も!

劇場アニメ第1作「サイボーグ009(劇場版)4Kリマスター版」は4月2・16日に、巨大怪獣が襲来し、さらに、少女サイボーグ0010が登場する「サイボーグ009 怪獣戦争 4Kリマスター版」も4月9・30日に放送される。

【番組情報】

「サイボーグ009 超銀河伝説 4Kリマスター版」
東映チャンネル
4月8日 午後8:00~10:20
4月23日 午前11:00~午後1:20
4月30日 午後0:30~3:00

スーパー戦隊シリーズの名作「電子戦隊デンジマン」も放送!

3000年前にデンジ星を滅ぼしたベーダー一族が異次元宇宙から現れ、地球を汚染し侵略しようと襲ってきた。それを阻止すべく、デンジ星人の末裔である5人の若者が電子戦隊デンジマンを結成。デンジ星人が地球に送り込んでいた超兵器を駆使してベーダー一族を迎え撃つ。

スーパー戦隊シリーズ第4作の「電子戦隊デンジマン」は、第1作「秘密戦隊ゴレンジャー」以来3作ぶりに「~戦隊」という呼称と、デンジレッド、デンジブルーなどメンバー名に「色」を入れるネーミングを復活(『ゴレンジャー』はアカレンジャー、アオレンジャーなど)。また、前作「バトルフィーバーJ」で導入された、等身大バトルで敵を倒す→敵が巨大化して復活→戦隊メンバーが巨大ロボットに乗り込み再び倒すという流れを受け継ぎつつ、巨大ロボの変形を可能にするなど、それまでの3作の要素を取り入れた上で洗練させ昇華させた。スーパー戦隊の基本的なイメージを確立したと言っていい記念碑的作品だ。

◆今も語り継がれる存在感のある悪役

べーダー一族を率いるへドリアン女王は、世界観を共有する次作「太陽戦隊サンバルカン」にも登場。演じた曽我町子は第16作「恐竜戦隊ジュウレンジャー」でも敵組織の長、魔女バンドーラを演じ、いずれも別格の存在感を放った。

【番組情報】

「電子戦隊デンジマン」
東映チャンネル
4月19日スタート
火曜 午後6:00~7:00
※土曜 午前7:00~8:00(再放送)

藤純子&北島三郎主演の任侠映画第1作もおくる!

藤純子(現・富司純子)主演による任侠映画シリーズ第1作「緋牡丹博徒」。明治初期、九州の博徒矢野仙蔵の一人娘・竜子(藤)は、幼くして母親と死に別れ、男手一つで育てられた。18歳になった竜子は堅気の人間との縁談が決まるが、挙式直前のある日、仙蔵が何者かの闇討ちで命を落とす。竜子は一家を解散し、父の仇を探して旅に出る。牡丹の刺青を背負い、全国の賭場を流れ歩いた竜子は、“緋牡丹のお竜”と呼ばれるようになる。今月は第1~4作を放送。

【番組情報】

「緋牡丹博徒」
東映チャンネル
4月3日 午後10:00~深夜0:00
4月11日 午前11:00~午後1:00
4月23日 午後3:00~5:00
4月27日 午後8:00~10:00

北島三郎が65年に発売し大ヒットした曲「兄弟仁義」を基にした、北島主演による任侠映画シリーズの第1作「兄弟仁義」。歌に乗せて義理と人情に生きる男たちの世界を描く。

大正時代、“壺振りの勝”こと貴島勝次(北島)は、生き別れの母を探し、北海道から関東までイカサマ旅を続けていた。彼は草間温泉に一家を構える鳴子組に草鞋を脱ぐが、ある日賭場でイカサマを見破られてしまう。今月は第1~5作を放送。

【番組情報】

「兄弟仁義」
東映チャンネル
4月3日 午後8:00~9:30
4月16日 午後0:30~2:00

東映チャンネル 視聴案内/https://www.toeich.jp/guide/info

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