沖縄各地で入社式 続くコロナ禍、社歌「静聴」も

 2022年度が始まった1日、沖縄県内各地の企業では入社式が開かれ、新入社員が新たな一歩を踏み出した。新型コロナウイルス感染拡大の影響が続く中、社歌は斉唱せず「静聴」としたり、出席人数を絞ったりと、新年度も感染対策に配慮しつつのスタートとなった。

 沖縄電力(浦添市)では24人が入社した。緊張した面持ちで入社式に臨む新入社員に、本永浩之社長は「柔軟な発想で、われわれが直面している大きな変化をチャンスと捉え、積極果敢に挑戦してほしい」とエールを送った。

 琉球大学大学院を今春卒業した宜保あかりさん(24)は「創立50年の節目の年に入社する社員として次の50年を築いていけるよう、地域とともに、地域のために最大限努力していく」と決意を語った。

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