きのうは関東を中心に気温が上がり、東京では5月並みの暖かさとなったが、きょう1日(金)は一転、寒の戻りとなっている。
あす2日(土)も花冷えが続くが、来週は日に日に気温が上がってポカポカ陽気となりそうだ。
寒暖差が大きくなるため、服装選びや体調管理に注意が必要となる。
気温上がらず 冷たい北風も
日本付近は冬型の気圧配置で上空には強い寒気が流れ込んでいる。
午前11時現在の気温は東京で8.1℃と、きのうの同じ時間と比べると、12℃くらい低くなっている。
このあと午後も気温はあまり上がらず、全国的に平年を下回る寒さが続く見込み。
冷たい北よりの風がやや強く吹くため、より寒く感じられそうだ。
東日本や西日本では桜が見頃を迎えている所が多いが、花冷え、風冷えとなるため、お花見は寒さ対策が必要となる。
一方、太平洋側にかかっていた雨雲はすでに海上に抜けており、午後は関東や東海でも次第に晴れ間が戻ってくる。
そのほかも晴れる所が多いが、北海道は午後も不安定で雪が降りやすくなりそうだ。
東北も北部を中心に、にわか雪やにわか雨に注意が必要となる。
あす朝は冷え込む 来週は気温上昇へ
あす2日(土)も気温は平年並みか低く、特に朝の冷え込みが強まりそうだ。
最低気温は仙台で1℃、東京で4℃、大阪や福岡で6℃予想と、3月上旬から中旬並みとなる見込み。
日中もあまり上がらず、東日本や西日本でも15℃以下の所が多くなりそうだ。
ただ、来週は気温が上がり、過ごしやすい暖かさが戻ってくる。
特に中頃は気温が高く、最高気温は東日本や西日本では連日20℃以上、東北でも青森では5日(火)に17℃まで上がる予想で、ゴールデンウィーク頃の暖かさとなりそうだ。
寒暖差が大きくなるため、体調管理などに気を付けたい。
(気象予報士・多胡安那)