栃木県と宇都宮市は1日、新たに計632人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の累計感染者数は6万3267人となった。医療機関に入院中だった80歳以上の男性1人が同日死亡し、県内の死者は計245人となった。
新規感染者数が高止まりしていることから、福田富一（ふくだとみかず）知事が同日、新規感染者の8割以上を占める40代以下に向けて、インターネットで緊急メッセージ動画を配信した。
福田知事は「第6波が収まる前に第7波に入る懸念がある」と警鐘を鳴らし、ワクチンの3回目接種を推奨した。県公式YouTube（ユーチューブ）などで公開している。
新規感染者は10歳未満～90代の男女で、381人の感染経路が分かっていない。
入院者168人、宿泊療養者353人、自宅療養者（療養先調整中含む）5670人、重症者1人。
1日の市町別感染者数 宇都宮市115人、足利市90人、小山市72人、鹿沼市45人、栃木市38人、那須塩原市、日光市各37人、佐野市36人、真岡市28人、大田原市24人、上三川町19人、那須烏山市15人、下野市11人、高根沢町8人、さくら市、壬生町、芳賀町各7人、市貝町6人、矢板市5人、野木町4人、那須町、益子町各3人、塩谷町1人、県外14人
