栃木県内新たに312人感染 80歳以上の2人死亡 新型コロナ、7日

県内の新型コロナウイルス感染者数

 栃木県と宇都宮市は7日、新たに計312人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。5~6日に県内の医療機関に入院していた80歳以上の男女各1人が死亡し、県内の死者は計209人となった。県内の累計感染者数は4万9492人。

 新規感染者は10歳未満~90歳以上の男女で、186人の感染経路が分かっていない。検査なしで医師が陽性判断する「みなし陽性」は15人だった。

 上三川町内の高齢者施設でクラスター(感染者集団)が発生し、入所者10人が感染。宇都宮市内でも高齢者施設で職員3人と利用者4人の感染が確認された。

 ゲノム解析の結果、オミクロン株の派生型で強い感染力があるとされる「BA・2」の陽性者が新たに2人判明し、県内の感染確認は計12人となった。

 6日時点の直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者は195.7人。病床使用率は36.2%。

 入院者209人、宿泊療養者377人、自宅療養者(療養先調整中含む)5493人、重症者7人。

 7日の市町別感染者数 宇都宮市104人、足利市50人、小山市42人、栃木市19人、真岡市17人、那須塩原市12人、大田原市10人、佐野市9人、鹿沼市、下野市、上三川町各7人、壬生町4人、日光市、さくら市、野木町各3人、矢板市、高根沢町、那須町各2人、益子町、塩谷町各1人、県外7人

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