【小田急】ロマンスカーもカーボンニュートラルへ「ゼロカーボン ロマンスカー」として4月1日より運行開始

小田急電鉄は、4月1日から、全ての特急ロマンスカーをCO2排出量実質ゼロの「ゼロカーボン ロマンスカー」として運行すると発表しました。

小田急電鉄は、東京都によるキャップ&トレード制度(C&T制度)を活用して、2022年4月1日から2027年9月30日までのロマンスカー走行によるCO2排出量をオフセットします。 小田急は、グループ内の小田急百貨店新宿店本館ビルをはじめとする7拠点での排出量削減努力により、CO2超過削減量※ -43,188t を創出しており、それを用いてCO2排出量実質ゼロの「ゼロカーボン ロマンスカー」を可能にしました。対象車両は特急ロマンスカー全26編成(2022年3月31日時点)で、回送運転、試運転、臨時運転時を含みます。対象区間は小田急線全線、箱根登山線の小田原駅~箱根湯本駅です。5月以降順次、定期運行する全編成の車内にゼロカーボンロマンスカー専用ロゴを掲出する予定です。「ゼロカーボン ロマンスカー」は、小田急が2021年9月に策定した2050年に小田急グループのCO2排出量実質ゼロを目指した行動指針「小田急グループ カーボンニュートラル2050」の施策のひとつとなっていました。

※ 都が定める削減義務率による削減義務量を上回って削減した分

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