宇田幸矢、ドイツ・ブンデスリーガに参戦 1部リーグのケーニヒスホーフェンと契約

ドイツ・ブンデスリーガ1部のケーニヒスホーフェンに、来シーズンより卓球日本代表の宇田幸矢(明治大)が加入することが発表された。

来シーズンよりブンデス参戦

宇田が来シーズンより加入するケーニヒスホーフェンは、ドイツ・ブンデスリーガ1部に所属するクラブ。現在チームには元ドイツ代表のバスティアン・シュテガーや、ドイツ期待の若手であるキリアン・オートなどが所属し、監督は日本人の板垣孝司氏が務める。

写真:バスティアン・シュテガー(ドイツ)/提供:WTT

また、今回の宇田の加入に際して、ドイツのメディア「Sueddeutsche Zeitung」は「Mizuki 2.0」と題した記事を公開。この「Mizuki」とは、かつてケーニヒスホーフェンに在籍していた日本代表の及川瑞基(木下グループ)のこと。

写真:及川瑞基(木下グループ)/撮影:ラリーズ編集部

記事には「ケーニヒスホーフェンのサポーターは、若くしてブンデス2部から来て、我々のクラブで世界的なプレーヤーに成長し、パンデミックのため契約を終了することとなった及川が、いつの日か日本から戻ってくることを長年夢見ていた」と書かれており、及川が如何にケーニヒスホーフェンというクラブに愛されているのかについて言及している。

来季より参戦する宇田も及川同様ケーニヒスホーフェンで成長し、クラブやサポーターに愛される選手になれるよう活躍できることを願うばかりである。

文:ラリーズ編集部

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