店頭販売、詰め放題盛況 高田本町春フェスタ 11店参加しパン祭り

 上越市の本町3・4・5丁目商店街で2日、恒例の「高田本町春フェスタ」が開かれた。上越地域などのパン屋による「高田本町春のパン祭り」、商店街各店による「長机マルシェ」「詰め放題フェス」が同時に行われ、開始前から多くの人が訪れた。9日も開く。

 同日のパン祭りには11店が参加。開始30分前には行列ができ、中には開始1時間30分前に並んだという人も。食パンやカレーパン、ベーグルなど、さまざまな種類のパンを買い求めていた。

2日のパン祭りには11店が参加。開始前から行列ができ、次々にパンを買い求めていた

 初参加のパン工房スマイルD(十日町市)は、開始8分で売り切れ。代表の阿部正彦さん(59)は、列車でのパン販売イベントにも参加し、上越市でのパン人気を踏まえて多めに用意したが、「まさか、こんなに早く売り切れるとは」と驚き。「地域も盛り上がる良いイベントなので、来年もぜひ参加したい」と話した。

 長机マルシェでは商店街の各店が団子や弁当などの特別商品を販売。詰め放題も、端切れやお菓子、揚げ物、お茶など、各店の人気商品に多くの人が集まった。

詰め放題は商店街各店が個性豊かな商品を用意(写真は、ステーキダイニングブランの揚げ物詰め放題)

 家族4人で訪れた品田真奈美さん(34、上越市東本町4)は「これまで利用したことがない店でも利用しやすく、何を売っているか分かりやすい。また来たくなるイベントで、次回も家族で来たい」と話した。

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