公明党の山口那津男代表は2日、横浜市中区の桜木町駅前で街頭演説し、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻に伴う物価高騰を巡り、「私たちの暮らしを脅かすことをどうやって乗り越えるか。皆さんが不安のないようしっかり対応したい」と強調した。演説後には報道陣の取材に応じ、今国会中に2022年度補正予算を成立させる必要性を訴えた。
山口氏は取材に、今後の不測の事態に備える必要があるとし、「本年度予算の予備費だけでは足りない。これからの(参議院)選挙前後から次の国会までの政治空白での不安に対応するためには、補正予算を今国会で成立させるべきだ」と指摘。補正予算案編成を政府に働き掛けるとした。
街頭演説では夏の参院選神奈川選挙区に立候補を予定する現職の三浦信祐氏もマイクを握った。