橋幸夫さんが五島で講演 健康への意識語る

「健康への意識が大切」と語る橋さん=五島市立久賀小中

 歌手の橋幸夫さん(78)による講演「ワクワク ヒサカ2022」が3月28日、長崎県五島市久賀町の市立久賀小中であり、健康への意識や新たな夢について語った。
 過疎化が進む中、島を活気づけ、島民の健康増進につなげようと久賀島まちづくり協議会が主催した。
 橋さんは「健康を願って」をテーマに講演。自身の経験から「日ごろからの健康への意識が大切。例えば座りっぱなしではなく、手や足を動かして」と呼び掛けた。
 80歳となる来年5月に歌手活動の引退を表明しており、今月からは京都の芸術大の通信教育で書道について学ぶという。「80歳を前にワクワクしている」と新たな人生の舞台への期待を語り、島民約70人は熱心に耳を傾けていた。ヒット曲「いつでも夢を」を、ゲストで歌手の保科有里さんと歌い、拍手が送られた。


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