オランダ代表ファン・ハール監督が前立腺がんを告白

 オランダ代表のルイス・ファン・ハール監督は、前立腺がんであるの事を告白した。

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 70歳ファン・ハール監督はオランダのTV番組『Humberto』で自身のドキュメンタリー映画の宣伝をし、さらに前立腺がんを患っていると明かす。「選手たちは知らないんだ。彼らは私の頬が赤くなっているのを見て、“なんて健康的な人だ”と思うだろうが、実際そうではない」と選手にはまだ伝えていないと言及。「妻を含め病気と長い時間付き合ってきた。だから私にとって、人生の一部なんだ。そういう経験をしてきたからこそ、人間として豊かになって来たのかも知れない」と話している。

 ファン・ハール監督は、2000年から2001年、2012年から2014年にオランダ代表を率いた経験があり、2021年8月に3度目の就任を果たす。FIFAワールドカップに向けて準備を進めていて、グループステージでは、開催国カタール、アフリカ王者セネガル、南米のエクアドルと同じグループAに同居。ファン・ハール監督の告白に、かつて指揮していたマンチェスター・ユナイテッドはTwitterで、「クラブの誰もが、ファン・ハールのがんとの闘いを全面的に支援する。強さと勇気を送るよ。ルイ」と投稿している。

ファン・ハールが前立腺がんを告白 Photo BSR Agency

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