オランダ代表ファン・ハール監督、W杯カタール開催をこき下ろす「馬鹿げている」

 オランダ代表ルイス・ファン・ハール監督は、FIFAワールドカップのカタール開催をこき下ろした。

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 今月デンマークやドイツと親善試合を控えるファン・ハール監督は21日に記者会見に出席し、カタールでのW杯開催に反対を表明。自身の意見を包み隠さず話すことで知られるファン・ハール監督は、「11月にカタールで開催するのは馬鹿げている」と痛烈に批判した。

「私はオランダサッカー連盟の委員会のメンバーで、会議を開き他の国々と合意した事を聞く。毎月参加しているし以前に会見で言ったが、W杯がカタールでやること自体バカげている。FIFAがサッカーを発展させたいと言っている国で、私たちはプレーする。だがそれは重要なことではない。実際は金や商業的な利益のためなんだ。FIFAはそれが重要なんだ。なぜ私がFIFAやUEFAの委員会に所属しないと思う?私は常にこの種の組織に反対してきたからだ。カタールに関しても後から言うこともできるが、それではこの問題が解決されることはないだろう」。

ファン・ハール監督がW杯カタール開催をこき下ろす Photo ANP

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